環境問題は、気候変動やマイクロプラスチック、食品ロス、砂漠化、森林破壊、生物の絶滅、水や食の安全性の低下など多岐に渡ります。
これらの問題を解決するには長い時間がかかり、大人から子供へとバトンを渡しながら、持続可能な社会を実現していく必要があります。
未来を見据えた「和歌山」の市民や、企業の「明るくポジティブな」挑戦を子供たちの世代に受け継いでもらいたい、その入り口になればという強い思いから、今年も「おもしろ環境まつり」を開催します。
「おもしろ環境まつり」のテーマには「エネルギー」、「食べものと水」、「ごみゼロ(3R)」、「生き物(生物多様性)」、「気候変動」そして「防災・減災」があります。これまでの環境保全活動の多くは「我慢」と「お金のかかる技術」が中心でしたが、「面白さ」、「楽しさ」や「工夫」を通じて環境保全の必要性に気づいてもらいたい、そして未来の環境技術開発や施策への意欲を刺激したいという思いを込めています。
押しつけではない、子供たちが自発的に「環境保全は当たり前」と言える未来を実現するため、楽しみながら環境保全への理解を深められる内容としています。
また、県内の多数の小学生が夏休みに自ら考えて実践した環境に配慮した活動「わかやまこどもエコチャレンジ」の成果も紹介します。
さらに、子供たちが地元和歌山で暮らし続けたいと思えるよう和歌山の魅力を紹介することも意識します。
和歌山の未来、子供たちの未来が、環境も経済も生活も明るく楽しいものであるという印象を持ってもらうことを目指しています。
ぜひとも、この趣旨にご賛同いただき、ご後援、ご寄附、ご出展、PRへのご協力、運営スタッフとしてのご参加、ご来場など、皆様方のご協力をお願いする次第です。