ハゼノキの種類で「ブドウハゼ」という木の実からロウをしぼり、職人さんが手作りで作った「和ろうそく」を紹介します。
ろうそくには、「西洋ろうそく」と「和ろうそく」があり、西洋ろうそくは、石油由来のパラフィンから作られクリスマスキャンドルなど、おなじみのろうそくです。一方、和ろうそくは大正時代までは日本で普通に使われていましたが、今ではお寺などでしか使われなくなりました。
ブドウハゼは、江戸時代に和歌山県の紀美野町で発見されたハゼノキで、実が大きくブドウの房のように実るので命名され、県内各地で盛んに栽培されました。 石油ではなく、木の実から作る和ろうそくは、環境にやさしい灯です。消えにくく、すすが出ないなど、和ろうそくの良さが見直されつつあります。
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和歌山県林業試験場 特用林産部
メール:e0706011@pref.wakayama.lg.jp
HP:http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/070109/gaiyou/006/index.html
#ブドウハゼ #ろうそく #環境にやさしい灯