いろいろな環境問題への答えにたどりつくには、長い時間が必要です。
大人たちから子供たちへとバトンタッチしながら、人々が積み上げてきた知恵を集めて、自然といっしょに仲良く、くらしていけるようにしなければなりません。
新型コロナウイルスが世の中をかき回していますが少し立ち止まって、環境問題への取り組みが、まだまだうまく行っていないことを、自分のこととしてもう一度考え、明るい未来を子供たちの世代に伝えるために、「おもしろ環境まつり2020」を開催しようと考えました。
バーチャル会場となるWebサイトは5つのテーマがあります。
「気候変動防止と防災(災害に強い、くらしの向上)」、「エネルギー」、「食と水」、「ごみゼロを目指した3R社会」、「生き物と仲良く暮らしていけるようにするための生物多様性を保つ」の5つです。
これまでの環境を保ごする活動の多くは「がまん」と「お金のかかるしくみ」が中心でしたが、「おもしろさ」や「楽しさ」、「工夫」を通じて環境を保ごする必要に気づき、環境を安全に保つしくみを新しく考えたり、決まりごとをつくっていくことを、もりあげていきたいという思いを込めています。
押しつけではなく子供たちが自分から「環境を安全に保つことは当たり前」と思える未来をつくっていくため、ともに楽しみながら環境を安全に保つことへの理解を深められるコンテンツを求めることをめざします。
また、子供たちが地元和歌山でくらし続けたいと思える和歌山の魅力を伝えることも行います。
民間の会社や、県や市町村の役所の取り組みだけでなく、市民の草の根の活動が集まって、和歌山で始まっている環境を安全に保つ取り組みを子供たちに知ってもらい、心に残してもらえるように工夫を考えていきます。
今回の「まつり」は感染リスクを考え、昨年までのように大きな会場でのイベントではありません。
その代わり、楽しみながら環境を学び、考えることができる、Webサイトを開設し、その中でインターネット「生」放送や同時に参加できる学習チャンネルなどを公開します。
さらに、和歌山県内のいろいろな環境団体や市民の活動、最新の環境に関する内容を紹介し、Webサイトそのものが長い間「まつり」になるようにと考えています。
Webサイトは2021年の春まで オープン予定で、和歌山県内はもちろん、県外へのアピールもねらいます。
2020年12月25日(日)までにエントリーしてください
団体でも個人のかたでもOKです